レーシックの失敗について
近視や乱視の視力回復のために行われているレーシック手術は、インターネット上でも、たくさんの体験記やブログが公開されているように、気軽に受ける人も増えているようです。しかしながら、人間の手による手術である以上、危険がまったくないという訳ではないので、どんな失敗例があるのか、よく知っておく必要がありそうです。
レーシックのリアルな体験記の見つけ方
どんな体験記を読む場合でもそうですが、同じような意見や立場のものばかりではなく、違った意見のものも読みたいものです。試しに「レーシック」と「体験」や「体験記」のキーワードで検索をかけると、ずらーっと何十ページもの検索結果が出てきます。トップページはさまざまなクリニックなど、レーシックを受ける施設のサイトが並んでいるのを開いていくと、レーシックの良い点や一般的な流れ、費用などが書かれています。「失敗」のキーワードを増やしても同じような検索結果ですね。確かに失敗例についてもサイト内に書かれているのですが、手術を受けることをすすめる立場から不安を取り除くために書かれているので、症状がさほど重篤ではないこと、いずれ安定することについて書かれているものが多いです。数十行程度の体験記ではなく、詳しいものを探すなら、「レーシック」ともうひとつ「体験記」ではなく、「日記」というキーワードで検索してみると、手術を受けた人の施設の選ぶ過程、手術前の検査、手術後の不安、症状、経過などリアルに綴ったものを探すことができ、おすすめです。
レーシックと乱視
レーシック手術は角膜をレーザーで削ることによって屈折率を矯正するものなので、近視のほか、乱視にも適応します。一般的に正乱視と呼ばれる乱視のほか、計算式など技術の進歩で、不正乱視と呼ばれる複雑な乱視でも手術ができるようになってきています。今では乱視手術と近視手術を一緒に行うことも一般的です。ただし、強度の乱視の場合、検査の結果、角膜の厚みが足りず、不適合となる場合もあります。また、稀に手術の際の照射がずれてしまったケースなどでは乱視が予想通りに矯正されなかったり、もともと乱視があったかどうかに関わらず、あらたに乱視の症状が出てしまったという失敗例もゼロではありません。手術にあたってはレーザー照射の際、目標になる光点をしっかりと見つめることなど医師から説明があります。乱視によらず、信頼できる医師の元で受診、相談、検査を受け、手術の流れやリスクをしっかり理解して臨みましょう。
レーシック手術の危険と失敗
日本では2000年に厚生省の認可を受け、安全とされるレーシック。実際、手術が原因で失明に至る重篤なケースの報告は国内国外ともにありません。また、レーザーの性能も向上し、合併症や副作用などはほとんどないとされます。手術に慎重な国民性の日本でも年間7万件以上、アメリカにおいては年間100万件ほどの臨床例もあり、成功率が高く、安全性の高い手術と言えますが、それではまったく危険がないかというと、数パーセントの確率で失敗例の報告があります。主なものは角膜混濁、夜間視力の低下、視力の日内変動、ハロ、ドライアイ、ヘイズとグレア、フラップ不良、エピセリュ−ムイングロ−ス、サハラ砂漠現象、近視への戻り、感染、照射のずれと乱視などです。それぞれの症状をここで説明することは省きますがそれぞれは重篤なものではないにせよ、患者の不便や不安は決して軽いものではないでしょう。充分に危険を理解して手術に臨むことが肝要です。当然、視力が満足のいくレベルまで矯正されないケースもあります。また、世界で一番初めにレーシック手術が行われた時に遡っても1990年とレーシックの歴史は浅く、、アメリカでの認可が1995年と20年に満たないのです。、医学的根拠に基づいた予測はあるものの、若い時に受けたレーシックの手術の影響での後遺症は今後ないとは言い切れません。将来、白内障や緑内障を発症した場合の治療法も確立も今後の課題です。
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